クレジットカードと銀行1銀行とリテールの歴史
クレジットカードの発行などを主な業務としてきたカード会社や信販会社などのノンバンク。クレジットカードとノンバンクの歴史は意外と浅く、銀行はそれと比べものにならないほど長い歴史を持っています。しかし、銀行はその風土がまったくリテール向きにはなっていないといえます。
例えば、かつての大学生にとって銀行は花形の就職先で、銀行へ勤めて大企業相手の取引を数多くこなすことが出世コースでした。入社後、運よく法人担当になればそのまま出世コースへ。これに対して、銀行の幹部がリテール業務の出身者であることはほとんどありませんでした。
もちろん、銀行がまったくリテール業務に取り組んでこなかったわけではありません。かつては、日常の買い物向けの小切手のようなものを出したこともありますし、カードローンを取り扱ったこともあります。しかし、どれも一時的なもので、本業の法人営業が盛業になるといつのまにか消滅してしまいました。
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